ensemble LEMONと東京楠声会合唱団
今年のカレンダー、残り4枚となりました。あと4枚…全部終った時、失敗、反省、後悔…あっていいけれど(もうすでにいろいろやらかしているし)希望を持って新しい年が迎えられるよう、ちゃんとします(*^_^*)
さて、この週末は土曜日に20代の女声9名の「ensemble LEMON」、日曜日は平均年齢73歳50名の男声合唱「楠声会」を聴いて参りました。
「LEMON」のタイトルが"移りゆく時代の中で"、そして「楠声会」のタイトルがが"恋と愛"。
逆じゃない!? いえいえ、若者が昭和に思いを馳せ、人生の先輩方が恋と愛を歌うのです。
「LEMON」さんのご挨拶に"何か一つのことを続けるには、幾多の苦難を乗り越えなくてはなりません。"とありました。未来が開け、希望しかないように見える彼女たちが、どれだけの時間を使い、心を尽くし、自分たちを高め、磨き続けているか、演奏の隅々から、プログラムの言葉ひとつひとつから感じました。1曲目からアンコールの「気球にのってどこまでも」まで清々しくて心地よい時間を大切に味わって聴きました。
「楠声会」の歌う「ゴンドラの唄」「初恋」は、かつて青年だった皆様を想い、温かい気持ちになりました。流石、鹿児島大学男声合唱団OBの歌う2ステの「桜島」は、聖歌隊が讃美歌を歌う様な居心地の良さと必然性を感じました。最後に会場も一緒に「ふるさと」を歌わせて頂きました。ずっとハートフルな印象だった指揮者が「合唱経験のある方は、旋律だけじゃつまらないので好きなパートをぐちゃぐちゃに歌っていただけると私は嬉しい。」と言われました。そうだ、このおおらかさが今日の演奏会の柔らかい空気感!! もちろん、楠声会の演奏は、整っていましたし、会場全部を優しく包んでいました。
芸術の秋、到来です。あちこちで演奏会、合唱祭が続きます。たくさん聴いて、たくさんの良い刺激を受けましょう!! kuwamami
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