正教会聖歌の夕べ「水の輪混声合唱団」

昨夜伺ったのは、秀明先生のお父様、ニコライ堂の聖歌隊指揮者を44年間務められた柴山正雄先生の指揮で演奏された「聖歌の夕べ」です。

「水の輪混声合唱団」は、正雄先生が小金井第2中学校に赴任した頃始まり52年、という歴史のある団です。女声24、男声19。

教会を思わせるような高い天井の響きのいいホールには、合唱団を応援する方や、正教会の信者の方、正雄先生を慕っていらっしゃるたくさんの方でいっぱいでした。

両側から支えられて、なんとか指揮者の位置までいらした先生は、向きを変えるにも手助けが必要でしたけれど、その優しい表情から、今夜は幸せな時間が過ごせると確信しました。

主日礼拝の流れに沿った聖歌、特別な礼拝を守る時の聖歌、が美しい指揮、美しいアカペラで流れます。それは演奏会というより礼拝そのもののようでした。1曲毎に秀明先生の解説が入ります。その間に団長が指揮者の楽譜を整えます。舞台に愛が溢れていました。

愛と奇跡に満たされた特別な時間でした。


大切な人は、大切に出来るときに大切にしよう。

仲良くしたい人とは、仲良く出来るときに仲良くしよう。

そんな事を思って、ほかほかの心で帰りました。               kuwamami



Ensemble Luche

世田谷区尾山台を中心に活動中の女声コーラス

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