アンサンブル・アンダンテ&ひびき混声合唱団

 今年初の視聴は、Mixed chorus Duo Concert  ~歌の輪を結ぶ~ でした。

長く長く記憶に残る、心に刻まれた演奏会でした。前半はそれぞれの団が、自団のカラ―を十分に発揮されていました。アンダンテさんはThomas Tallis を9名で演奏されました。声もハーモニーも美しく優しく淀みなくホール全体を包んでいました。ひびき混声さんは、震災の悲惨さ悲しみのメッセージを込めて「つぶてソング」を熱く歌われました。

 休憩後は、指揮者お2人の貴重な掛け合いおもしろトークでひと笑い。いえ、ごめんなさい、私がおもしろかっただけで、おもしろトークをされた訳ではないです。

 そしてここからの合同演奏は、まずチルコット「故郷」の1曲目砂山が男声でスタート。

切ない、甘い声がますます切ない・・・。砂山・村祭り・おぼろ月夜・故郷・紅葉、曲毎に表情が変わり、清々しい気持ち良いハーモニーで楽しい演奏でした。昨年混声で歌った曲を、大好きな合唱のお仲間たちが歌っている、不思議な心地もしました。

 最終ステージは「水のいのち」でした。なぜ、多くの団がこんなに歌うのか、今日納得です。

今までも聴く機会は有りましたが、1曲目「雨」からこんなに気持ちが動いたのは初めてでした。今日の雨は、おしゃれな街角に降りだした雨、の感じがしました。


降りしきる雨よ 降りしきれ

すべて許し合うものの上に

また 許しあえぬものの上に


 そしてアンコールは「いのちの歌」と「ふるさとは今もかわらず」でした。なんていう選曲!! 

もう本当に降参です。今日の演奏忘れません。ありがとうございました。      kuwamami

Ensemble Luche

世田谷区尾山台を中心に活動中の女声コーラス

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